ナオミ保育園
『萌しの光』
豊かな自然に囲まれた等々力渓谷に近いこの場所に尾山台教会が設立され、深い愛にあふれ優しくたくましい精神と共に、熱心な信仰心によって、今日のナオミの姿になりました。
子どもたちの元気な笑顔があふれるように!
設置する場所に入る太陽光を確認しながら、設計士の方と何度も何度も相談を重ねて壁の厚みと広がりの角度が決まりました。
子供たちの手に届くかのように長く伸びた美しいステンドグラスの光が映り込んでいるのをご覧いただけるでしょうか。
ステンドグラスは、自然光と色板ガラスにより映り込む様々な色彩の光が、四季によって、また一日の中で自然の光が変化し思いがけない輝きを見せます。
『萌しの光』が、未来への歩みとしてナオミホームとナオミ保育園の皆様、また地域の皆様の、時に喜びとなり、時に癒しとなり、時に励ましとなることを願い、「愛と自然と太陽」をイメージし制作しました。
『萌しの光』(きざしのひかり)
『萌』は生命力の強さと明るく輝く希望を表しています。
明るい日差しを浴びて成長する草や木を表すことから、『萌える(もえる)』という言葉が生まれ、これから物事が起こる『きざし』という意味も持つようになったとあります。
ナオミ保育園は、番町教会のステンドグラスの光を見てくださった方のご縁でステンドグラスを設置することになりました。
驚くことに、ここでも手塚建築研究所とご一緒することとなり
新たな挑戦をしつつ萌しの光の制作をすることができました。
これってお導きなのでしょうか。
温かく見守ってくださる全ての出会いに感謝します。